【三間飛車対アヒル】端攻めの負け筋だけ覚えておきましょう!
対アヒルの考え方
端攻めによる負け筋はご存じですか?
それさえ押さえておけば怖くないです!
先手:Hefeweizen
後手:将棋倶楽部24 15級
この局面から
▲5五歩 △1三角 ▲5八金左
△2四角 ▲3八銀 △9四歩▲5七銀
淡々と駒組みをします
▲5五歩が将来働くのでしょうか?
△7四飛 ▲6六角
無条件で歩を取られるのは癪なので角をどかして受けます
△1五歩 ▲同 歩 △同 角
いよいよ来ました!端攻めが(゚Д゚;)
アヒル囲いの常套手段です
ところが、ここで
▲同香と取ってしまっては互角になってしまいます
▲4六歩 △1四飛 ▲3九玉
△3四飛 ▲2八玉 △1四飛▲1六歩
△1四飛は油断ならない手筋で
次の△3七角成を決められると飛び上がります
これは評価値-1000で負けコース
この筋には気を付けましょう!
本譜へ
△2四角 ▲3六歩 △1二飛 ▲8六歩
局面が落ち着いたら8筋から反撃!
△同 歩▲8八飛
気分良く飛車が使えます!
△1五歩 ▲同 歩 △同 角
▲1六歩 △2四角▲8六飛
こうなるとアヒルは脆いものです!
△1五歩 ▲8二歩 △1六歩 ▲8一歩成
攻め合いはこちらに分があります!
端を突破されても左辺が広いのでひたすら逃げるだけ!
△1七歩成▲同 香 △1六歩
▲同 香 △同 飛 ▲1七歩 △3六飛
これで端の脅威がなくなったので
▲7一と △同 銀 ▲8一飛成
飛車を成りこみます!
アヒルのコンセプトは【駒の打ち込みがない】なので
それが崩壊すれば勝利はすぐそこ!
△4四歩 ▲7一龍 △3五角▲2五銀
攻めを催促して
△1七角成 ▲同 桂 △同香成 ▲同 玉 △3五飛
あとは詰将棋!
▲6一角 △4一玉 ▲4三角成まで75手で先手の勝ち
開き王手による3手詰めでした!
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