【３二飛戦法】優勢になってからのその後【乱戦】
【３二飛戦法】
飛車交換すれば何とかなるがよくわかる将棋です！
振り飛車らしい勝ち方です！
後手：Hefeweizen
先手：将棋倶楽部２４初段
初手から
▲７六歩△３二飛
２手目で飛車を振ります(ﾟДﾟ;)
昔の感覚では考えられない感じです
▲２六歩 △４二銀 ▲２五歩
当然居飛車は角頭を攻めるために飛車先の歩を突きます
もうすでに角頭が受からないように見えますが…
△３四歩
そういう些細なことは気にしません！
これで十分間に合ってます！
▲２四歩 △同 歩 ▲同 飛
ここからうまい切り返しがあります！
△８八角成 ▲同 銀 △３三角
角交換からの角打ち！飛車銀両取りです！
３二飛戦法は角交換振り飛車に分類されるので
こういった角を使った切り返しができます！
▲２一飛成 △８八角成
ここでこちらは桂香拾いやすいですが
相手はすぐに香車を取ることができません
攻め合いは振り飛車有利！
▲７七角 △同 馬 ▲同 桂 △４四角
馬を消されても再度角を打ちます！
将棋ではここに角を打つ手が好手の場合が多い印象です
▲６八金 △２二飛
ただの桂取りではなく飛車交換を狙った角打ちでした！
▲同 龍 △同 角 ▲２三飛
角取りになっても
△４四角
冷静にかわします
▲２一飛成 △８九飛
敵陣は隙だらけなので飛車を打ち込んで荒らします！
▲４八玉 △８八飛成 ▲５八金上 △９九龍
だいぶ相手の形を乱しましたね！
▲３六桂
ここで単に角を引くのも有力ですがもっと欲張りたいです！
△３一金
龍の位置をずらして
▲２五龍 △７九銀
守りの金を剥がしにいきます
自玉をほとんど見なくていいのが気楽ですね(*´▽｀*)
▲５九角 △６八銀不成▲同 金 △３三角
このタイミングで角を引きます
▲２四銀
もうすでに振り飛車優勢ですがこの局面での考え方も大事です
こういう銀打ちは基本的に悪手です
なぜなら龍と桂馬の働きが弱くなり２筋が渋滞しているからです
さらに…
△７七角成
このタイミングでスパッと角を切るのが好手で
▲同 金 △６九金まで42手で後手の勝ち
再び角を入手することができます！
これで相手の方は投了です！
居玉のまま勝利！
右側を荒らした後飛車交換を狙って飛車を打ち込むという
確実な攻めで攻略しました！
ぜひ参考にしてみてください！
将棋盤
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