【三間飛車対四間飛車】単に桂跳ねで端攻め成功!【対美濃囲い】
歩をむやみに渡さない
それが単桂での端攻めの考え方です!
先手:Hefeweizen
後手:将棋倶楽部24 13級
この局面から
▲9六歩 △6二玉▲9五歩
美濃囲いを見たら端攻めを意識しましょう!
金銀3枚の守りを無視できる効率の良い攻めです!
△7一玉 ▲9七桂 △4三銀 ▲8五桂
単に桂馬を跳ねて端を攻めます
「端の突き捨ては入れないの?」って疑問はあると思います
自分もそう思いました
△8四歩▲9三桂不成
桂馬を捨てて
△同 香 ▲9四歩
自然に攻めたときに相手も持ち駒に注目してみてください!
△同 香 ▲同 香 △9三歩
ここで相手は歩切れになりました!よって
▲同香成 △同 桂 ▲9六飛
この時に固い△9二歩という手がありません!
相手に歩を簡単に渡さないのが正しい端攻めなんですね!
△4五歩 ▲2二角成 △同 飛▲9三飛成
端攻め成功!
△7七角 ▲6八銀 △8八角成
自玉は居玉ですが意外と寄りません!
さて、ここからどこを攻めるのが効率がいいでしょうか?
▲7四歩 △同 歩▲7三歩
桂馬がいない美濃囲いは7筋を攻めるのも急所です!
△7六桂 ▲7二歩成 △同 金 ▲7三香
確実に金が取れます!
いよいよ寄り形ですね!
△6一玉▲9一龍 △7一香 ▲7二香成
早逃げしてもすでに手遅れ状態です
△5一玉
ここで決め手があります!
▲7一龍でも勝ちですがここで詰みがあります!
逃げ道封鎖がポイントです!
考えてみましょう!
▲3三角まで53手で先手の勝ち
角のタダ捨てが決め手!
逃げ道封鎖の手筋で以下詰みとなります!
馬の守備力さえ無力化できてますね!
最後は基本的な尻金で詰みでした!
端を攻める際に突き捨てを入れなくても攻めになるもんですね!
歩を渡さないことで受けが難しいという考え方は勉強になりました!
ぜひ参考にしてみてください!
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