対腰掛銀急戦 軽い仕掛けには軽い仕返し
【三間飛車vs腰掛銀急戦】
腰掛銀には５七銀型に組むのが非常に優秀です
しかし、５七銀と組む前に仕掛けられたらどうしましょうか？
今回はそんな人のための棋譜です！
後手：Hefeweizen
先手：２４ 三段
この局面から
▲４五歩
ここですぐ仕掛けられました(ﾟДﾟ;)
取らずに銀を上がるのが普通に見えますが
△同 歩
堂々と取ります！
▲２四歩 △同 歩 ▲３三角成
突き捨てから角を成られましたが
△同 桂
桂馬で取りました
▲２三角
突き捨ての効果で空いた空間に角を打たれましたが
この手は疑問手！
△４六歩
軽い歩の突き出し！
▲同銀は△４五歩で銀が死にます
▲５八銀 △４三銀
飛車取りを強要しました
▲３二角成 △同 銀 ▲２四飛
当然飛車が走られましたが
△４四角
好位置に角！
▲８八銀 △４七歩成
軽い成り捨てから
▲同 銀 △４五桂
天使の跳躍！
次の△５七桂成と△３三角打の二つを受けるのは難しいです！
▲３四飛 △８八角成▲同 玉 △２五角
相手陣は隙だらけ！
技が掛かりまくりです(≧▽≦)
▲３五飛 △４七角成 ▲５八金右 △４六馬
飛車取り+桂成の両狙い！
厳しいです(;´Д｀)
▲３六飛打
飛車の二段重ねで頑張っても
△３五馬 ▲同 飛 △３九飛
飛車の打ち込み！
敵陣は薄いのでやりたい放題です(≧▽≦)
▲５九角
金底の角で粘られましたが
ここで素晴らしい決め手があります！
三手一組です！
厚い壁を破壊する組み合わせとは？
考えてみましょう！
△５七桂成
まずは桂馬の成り捨て！
三段目の金は守備力の低下につながります！
▲同 金 △６八銀まで50手で後手の勝ち
かっこいい銀捨て！
▲同金は角が、▲同角は金がタダで
鉄壁に思われた壁が一瞬で崩壊しました(ﾟДﾟ;)
これは覚えておきたい手ですね！
ぜひ参考にしてみてください！
将棋盤
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