【三間飛車対居飛車穴熊】△５五歩に対して▲６五銀の変化１【△４四銀型】
あまり本では解説されていないであろう
石田流を目指した瞬間△５五歩の変化をご紹介！
先手：Hefeweizen
後手：将棋倶楽部２４二段
この局面から
▲７五歩 △３一金▲５九角
石田流を目指しますが
△５五歩
軽く妨害されました(;´Д｀)
ここで引くのも有力ですが少々悔しいところ
▲６五銀
前へ出て攻撃的に！
△４五銀
銀を前に出して角道を軽くしてきました
次に△５六歩～△６六角がやっかいです
▲７四歩 △同 歩▲４六歩
銀の位置を変えて
△同 銀 ▲７四飛
飛車を走ります！
※変化
ここで△７三歩と打ってくれたら前の▲４六歩の効果で
▲３四飛と回れます
次に▲４七歩で銀が死にます！
Hefeweizenのやつ、そこまで読んで！？
では戻って
△５六歩 ▲同 銀 △８六歩
▲４七歩 △３五銀 ▲８六角
眠っていた角が働きだして
△４四銀 ▲７七桂 △７三歩▲７六飛
気が付けば石田流に！
△２四角 ▲６五桂 △５二金
▲７三桂成 △８六飛▲同 歩 △８七角
数手進んで飛車切りから角を打たれても
焦らないで大丈夫です！
▲７七飛 △６九角成 ▲８二飛
敵陣に飛車を打ち込んで
△４二金寄▲６三成桂 △５五歩
▲６七銀 △４五銀 ▲７一飛成
二枚の飛車で穴熊を崩します！
△５六歩▲同 歩 △３二金寄
▲５二成桂 △７三桂 ▲４一成桂
あとは駒得を狙って桂金交換を挑んで
△同 金▲同 龍 △３一金 ▲３二金まで75手で先手の勝ち
隙間なく駒を埋めるだけ！
序盤の▲４六歩で銀の働きを弱めるだけでなく
歩で取る順を用意しつつ石田流へ組み替える指しまわしは
普通じゃ思いつかないですよね！
ぜひ参考にしてみてください！
将棋盤
0手
