【石田流対銀冠】６五歩からの正しい仕掛け方【石田流本組】
▲６五歩△同歩に銀で取るのか桂馬で取るのか…
どっちなんだい！？
先手：Hefeweizen
後手：将棋倶楽部２４ ７級
この局面から
ここらへんで仕掛けたいところ
▲６五歩
まずは▲６五歩から！
桂馬や銀を働かせるために必須の手です！
△同 歩
ここで▲同銀と▲同桂どっちで取るのが正解なんだい？
▲同 桂
桂馬で取るのが正解です！
△６二飛
▲同銀の変化はこの△６二飛の受けが好手で少々大変なところですが
▲７四歩 △同 銀 ▲７三桂成
銀を支えている歩を取ります！
△同 桂▲７四飛 △６九飛成 ▲７三飛成
桂馬と銀を取ることに成功！
振り飛車有利です！
△４二金右 ▲４五桂
ただの角取り程度の狙いではありません
△９九角成▲５三桂成
真の狙いは中央突破！
９七の角はここで働きます！
△３三馬 ▲４二成桂 △同 金 ▲同角成
寄せのコツ
分かりやすくするには相手の盤上の金を消すことです
△同 馬▲５三金
馬の守りは金銀３枚です
よってこの馬を消しに行くのも当然の思考
△３三馬 ▲４三金
しつこく狙うのがポイントです！
△６六馬 ▲６二龍
王手馬取り！
まあ龍が利いているので今はタダではないです
そう今は…
△３二香▲６六龍 △同 龍 ▲４四角
真の狙いはこれ！王手龍取りです！
△３三角 ▲同 金 △同 桂▲６六角
龍を取って美濃囲い無傷状態！
振り飛車勝勢です！
△６九飛 ▲４二銀
盤上にある敵の駒を減らして味方の駒を増やします
この銀打ちが寄せの拠点となり
△６六飛成 ▲３一角まで71手で先手の勝ち
あとは角打ちから綺麗に詰みとなります！
石田流を使う方は毎回同じ形を使うと思うので
仕掛けの時にどうやって攻めるかを正確に覚えておけば勝率アップですよ！
ぜひ参考にしてみてください！
将棋盤
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